日本でドイツ式ハムを最初に作ったお店
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黄色い看板とワンボックスカーが目印の「大木のハムとソーセージ」は一見、普通の精肉店だが知る人ぞ知る老舗。開店からしばらくは配達に出てしまうため、10 時半~11 時頃行くのがいいだろう。
新鮮さと風味を保つために
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新鮮さと風味を保つため、注文を受けてからスライスするのがこの店のこだわり。
コンビーフの概念を覆す
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売り切れ必至、一番人気のコンビーフ。よく見る、缶詰のものとは違うローストビーフのような見た目で缶詰のコンビーフが苦手な人でも美味しく食べれてしまうほどの旨さ。シンプルな味つけで牛肉本来の味が楽しめる。お好みでわさび醤油などをつけても美味しい。観光の帰りに是非お土産に買い求めてみては? 加工肉の性質上、長く持ち歩く場合は必ず保冷バッグを持参するのをお忘れなく。
脂身までおいしいハム
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ベーコンとハムの間のような味わいのベイクドハム。脂身が舌の上でとろけるような感覚で旨味を感じる。そのまま食べてももちろん美味しいが、フライパンで温める程度にすると出来立ての味が再現できる、とご主人が丁寧に教えてくれた。
![名店ヒストリー](http://www.hamatenashi.com/wp/wp-content/uploads/2015/06/meiten_history.jpg)
初代の大木市蔵は千葉県生まれ。学校を卒業後、江戸清の食肉加工見習いになる。2 年程働いたのち偶然、ドイツ人ソーセージ職人の「マーテン・ヘルツ」に出会い、弟子入りをしドイツ式の食肉加工法を教わる。第1次世界大戦中、ドイツ人であるヘルツ氏は国内で事業をできなくなり市蔵氏が秘伝の技術を伝授され店主となる。大木市蔵自身もハム・ソーセージ専門店を開設し、後に数々の賞を受賞・東京帝国大学(現在の東京大学)で教鞭をとり、その技術は多くの職人に引き継がれた。晩年には規格運営委員長を勤め、ハム、ベーコン、ソーセージの日本農林規格(JAS)の制定、運営にも深く関わり日本の食肉加工業界の礎を築いた。
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![おすすめポイント](http://www.hamatenashi.com/wp/wp-content/uploads/2015/06/ooki_point.jpg)
![](http://www.hamatenashi.com/wp/wp-content/uploads/2015/06/ooki_sandwitch.jpg)
同じく人気のウチキパンを買い、近くの港の見える丘公園でサンドイッチにし、ピクニック気分で景色を楽しみながら食してみては。
![店主のイチオシ](http://www.hamatenashi.com/wp/wp-content/uploads/2015/06/ichioshi.jpg)
「うちの店のミンチが使われているんだけど、すぐそこにあるJ PASTA のミートソーススパゲティは美味しいよ」と、お店から数軒先にあるスパゲティ専門店を教えてくれた。