オオキノハムトソーセージ

大木のハムとソーセージ

元町

ハムやソーセージなどの加工肉を中心に

日本で初めてハムを作った、老舗精肉店

真面目なご主人が先代から受け継いできた製法と味を今でも守り続けている。今では業者が解体するのが主流な中、なんと生肉の解体作業からご主人自ら行っている。一度、この店の商品を口にすると今まで食べてきたハムやコンビーフは何だったのだろうと思えるほ ど。数々の店舗が軒を連ねる元町の中でも歴史ある有名な店舗。中でも「コンビーフ」は牛肉のシンプルな旨味が凝縮されており、絶品の一言。

日本でドイツ式ハムを最初に作ったお店

黄色い看板とワンボックスカーが目印の「大木のハムとソーセージ」は一見、普通の精肉店だが知る人ぞ知る老舗。開店からしばらくは配達に出てしまうため、10 時半~11 時頃行くのがいいだろう。

新鮮さと風味を保つために

新鮮さと風味を保つため、注文を受けてからスライスするのがこの店のこだわり。

コンビーフの概念を覆す

売り切れ必至、一番人気のコンビーフ。よく見る、缶詰のものとは違うローストビーフのような見た目で缶詰のコンビーフが苦手な人でも美味しく食べれてしまうほどの旨さ。シンプルな味つけで牛肉本来の味が楽しめる。お好みでわさび醤油などをつけても美味しい。観光の帰りに是非お土産に買い求めてみては? 加工肉の性質上、長く持ち歩く場合は必ず保冷バッグを持参するのをお忘れなく。

脂身までおいしいハム

ベーコンとハムの間のような味わいのベイクドハム。脂身が舌の上でとろけるような感覚で旨味を感じる。そのまま食べてももちろん美味しいが、フライパンで温める程度にすると出来立ての味が再現できる、とご主人が丁寧に教えてくれた。



名店ヒストリー

初代の大木市蔵は千葉県生まれ。学校を卒業後、江戸清の食肉加工見習いになる。2 年程働いたのち偶然、ドイツ人ソーセージ職人の「マーテン・ヘルツ」に出会い、弟子入りをしドイツ式の食肉加工法を教わる。第1次世界大戦中、ドイツ人であるヘルツ氏は国内で事業をできなくなり市蔵氏が秘伝の技術を伝授され店主となる。大木市蔵自身もハム・ソーセージ専門店を開設し、後に数々の賞を受賞・東京帝国大学(現在の東京大学)で教鞭をとり、その技術は多くの職人に引き継がれた。晩年には規格運営委員長を勤め、ハム、ベーコン、ソーセージの日本農林規格(JAS)の制定、運営にも深く関わり日本の食肉加工業界の礎を築いた。



おすすめポイント

同じく人気のウチキパンを買い、近くの港の見える丘公園でサンドイッチにし、ピクニック気分で景色を楽しみながら食してみては。


店主のイチオシ

「うちの店のミンチが使われているんだけど、すぐそこにあるJ PASTA のミートソーススパゲティは美味しいよ」と、お店から数軒先にあるスパゲティ専門店を教えてくれた。

大木のハムとソーセージフォトギャラリー

大木のハムとソーセージ店舗情報

店舗データ

店名 オオキノハムトソーセージ 大木のハムとソーセージ
電話番号 045-681-6997
住所 横浜市中区元町5-205
営業時間・定休日 9:00~18:30
[定休日] 日曜、第2月曜

大木のハムとソーセージアクセス・駐車場情報

アクセスマップ

住所 横浜市中区元町5-205
徒歩

みなとみらい線 「元町・中華街駅」下車、元町口より「元町商店街」へ。メインストリートの「元町通り」から1本山手側へ入った細い「元町仲通り」を、石川町駅方面へ700mほど進んだ右手。

電車

みなとみらい線 元町・中華街駅下車 徒歩10分
JR石川町駅下車 徒歩8分

タクシー※

関内駅北口タクシー乗り場から移動距離約3km(約1090円)
横浜駅東口から移動距離約4.2km(約1450円)

※深夜料金は含みません。金額は目安です。ルートなどによって変動があります。

首都高速横羽線「山下町」出口
首都高速横羽線「横浜公園」出口
首都高速狩場線湾岸線「新山下」出口

駐車場情報

駐車場
提携駐車場

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近隣駐車場

元町第一駐車場/横浜市中区元町1-14-2

安全駐車場

パークテラス元町/横浜市中区元町3-132

近隣の観光スポット